荒井良二さんと言えば、絵本作家だという程度の認識しかない私ですが、ギンザ・グラフィック・ギャラリーにて個展を開催しているという記事を見て、出かけた時に寄ってみました。
会場に入るなり待ち受けていたのは、ポップな色彩の作品の数々。
そしてそんな作品にデコレーションされた「門」。
ラジオの音が流れていたけど、水の音も聴こえていたのは気のせい？
（ラジオは実際に「門」のところどころに置かれていました。
山に行く時に熊よけとしてお供にしていたそうです）
展示は地下フロアへ続き、そこにも明るい作品に彩られた空間が広がり、影響を受けた人がわかるような作品なども並べられていて興味深く、また、「山形ビエンナーレ2014」での様子と思われる映像も流れていました。
その映像は、いしいしんじさんとのコラボ作品らしい「とじる門」の製作現場。
その作品も展示されていたので、思わず読み入ってしまいました。
（「とじる門」を活字印刷したものも置いてあったのでいただいてきました）
全体的に明るい印象の展示で、何だかよくわからないうちに、いろんなことがどうでもよくなってしまうような気持ちになりました。
余談ですが、1階フロアの「門」に置いてあったラジオの中に、白くてスクエアなデザインのがあって、ちょっとほしくなりました。
●「荒井良二だもん」展
期 間： 2014年12月3日（水） ～2014年12月25日（木）
場 所： ギンザ・グラフィック・ギャラリー（ggg）
時 間： 11:00 ～ 19:00
※日曜、祝祭日休館／入場料無料