2015/12/05
岩合光昭 写真展「MADAGASCAR 原猿の棲む島-マダガスカル」@オリンパスギャラリー
新宿のオリンパスギャラリーで岩合光昭さんの写真展を開催すると知り、行ってきました。
岩合さんと言えばネコの写真が有名ではないかと思うのですが、今回はマダガスカルのサル(原猿)がメインのよう。
最初に画像を載せましたが、フライヤー(ポストカード)に使われていた写真を見た瞬間にやられました。シファカという白いサルの踊るようなその姿。これは実際の作品を見に行かねばと。
でも岩合さんの解説によると、シファカが地面を横っ飛びするようになったのは、
「森が減少し、木から木への移動ができなくなってしまったがゆえの行動」だそうです。
環境に適応した結果、ということでしょうか。
シファカの他にもインドリや何種類かのキツネザルをメインに、鳥や爬虫類なども含めて34点を展示。
個人的な感想としては、バオバブってやっぱり作り物っぽい変な木だな~と思ったり(確か上野動物園にレプリカがありましたよね)、飛び移る瞬間の作品を見ると、この瞬間を撮るためにずっと待つのだろうな~と思ったり、キバラマミヤイロチョウの写真を見て、やっぱりメスよりもオスの方が派手な色なのか・・・と思ったり、マダガスカルコノハズクと目が合ったりして、印象に残る作品が多い展覧会でした。
中でも最初に書いた踊るように横っ飛びするシファカの他に、切り立った針のような岩が連なる風景の中(ツィンギという場所らしい)、ねぐらに帰るシファカも良かった。しばらくじっと見つめてしまう写真でした。
会場でいただいた作品解説には、使用カメラやレンズなども記載されていました。
岩合さん作品のファンの方やオリンパスのカメラ(OM-D E-M1)に興味のある方はぜひ。
(東京会場は4日~9日までの6日間ですが、大阪会場は18日~28日の11日間です)
※Digital Iwagoの栞もいただきました。
●岩合光昭 写真展「MADAGASCAR 原猿の棲む島-マダガスカル」
2016年オリンパス/ WWFカレンダー完成記念
期 間: 2015年12月4 日(金)~2015年12月9日(水)
会 場: オリンパスギャラリー東京
時 間: 11:00~19:00 (最終日 15:00)/木曜休館/入場無料
※オリンパスギャラリー大阪での開催は、2015年12月18日(金)~12月28日(月)です