新しい年を迎え、初詣はどうしようかと思っていたところ、友達から誘いが・・・。
というわけで、今年の初詣は神田神社(神田明神)に行くことになりました。
神田明神という呼び名の方が広く親しまれているであろう神田神社ですが、御祭神は「大己貴命(おおなむちのみこと)」、「少彦名命(すくなひこなのみこと)」「平将門命(たいらのまさかどのみこと)」です。
大己貴命はだいこく様(大国主命)であり、主に縁結びの神様として祀らていて、少彦名命はえびす様で、商売繁盛、医療健康、開運招福の神様として祀られています。
元旦からもう2週間以上経っているし、以前行った時もそれほど混んではいなかったのでタカをくくって行ってみたら、ものすごい人出でビックリでした。
御神殿前から伸びた列がもう少しで随神門まで届いてしまうような状態でした。
まあ、日曜日で天気も良かったということもあるのでしょう。
それでもせっかく来たので並んで参拝を済ませ、友達はお守りや破魔矢を見に、私は御朱印をいただきにと、それぞれ別行動した後で合流。
それから境内を散歩がてらぐるりと回ってみたのですが、すぐ横にあった獅子山なんかは以前来たときは気に留めなかったけどよく見るとカッコいいなと。(周囲に人が多かったので、写真は撮りませんでした。また機会があれば・・・)
境内には石碑も多く、大きな大黒様の像もあったりするのですが、私と友達が気に入ったのがこちらの「えびす様尊像」。
これも以前来たときは気がつかなかったのですが、なかなかインパクトのある造形です。
波の中にいるのがえびす様(少彦名命)ですが、まるでチューブ状の波に乗って、静かにサーフィンしているかのようです。
神社のサイトの解説を読むと、東京芸術大学学長・宮田亮平教授によって作成されたものとのこと。ここで聞き覚えのある名前だな~と思っていたら、見に行こうと思っていた展覧会の作家さんでした。
・「クリエイションの未来展」第2回「宮田亮平展 -海へ-」(LIXILギャラリー)
ちなみに東京駅の待ち合わせ場所として名高い「銀の鈴」(4代目)も、宮田亮平教授による作品です。
さて、今回久しぶりに神田明神に行って驚いたのは、屋上庭園の存在。
境内の隣にある駐車場の上を緑地化して、回遊式の庭園が造成されていました。
早速行ってみましたが、今は花があまりない季節なのでちょっとさびしい感じ。
でもこれから梅や桃や桜が楽しみの季節になるので、また足を運んでみたい。
庭園からは「千代田区指定有形文化財 神田の家」が見えました。
中には入れませんでしたが、門には遠藤さんの表札がかかり、邸宅入口には「井政」の看板がかかっていました。
※現在はカフェとして営業していて、土・日・祝日は休業のようです。
⇒井政(IMASA) http://www.kanda-imasa.co.jp/
私たちが神社を後にする頃も人は絶えることなく、賑わっていました。
少し並びましたが、 無事に御朱印も拝受いたしました。
2015年、今年は神田神社からスタートです。
●江戸総鎮守 神田神社(神田明神)⇒http://www.kandamyoujin.or.jp/