2015/01/27
<クリエイションの未来展> 第2回 「宮田亮平展 -海へ-」@LIXILギャラリー
今年の初詣に神田神社に行き、図らずも宮田亮平作品に出会ってしまった。
昨年から行こうとタイミングを狙っていた、この展示会に行くよりも早く・・・。
・2015年、初詣は神田神社(神田明神)
というわけで、LIXILギャラリーで開催の「宮田亮平展 -海へ-」へ。
入り口、会場に入る前から見える大型作品「跳」。 イルカの群れがお出迎え。
イルカと一緒に泳いだ経験を元に生まれた作品とのこと。
水中でのイルカの動きは水中で目にした動きはまったく違っていたそう。
泳げない私には一生見ることは出来なさそうなので、この作品で想像することに。
その動きのあるイルカの形が成す斬新な造形。
作品の周りを思わずグルグルと回って、いろいろな角度から見てしまう。
【宮田亮平「跳」(2013) W268×D88×H194cm アルミニウム、金箔、銀箔】
次の作品は、「翔」。を異なる素材を重ねて波を表現。透明の素材はアクリル?
【宮田亮平「翔」(2012) W75×D22×H73cm ステンレス、チタン、真鍮、金箔、銀箔】
グリーンやブルーっぽい色はどのように出しているのだろう?と素朴な疑問。
真鍮製の金色のイルカが神々しい印象。
展覧会の紹介ページには2点のみ掲載されていたのですが、会場にはもう1点。
「生と静」という作品。 親子と思しき2頭の泳ぐイルカ。
【宮田亮平「生と静」(2011) W97×D36×H57cm アルミニウム、金箔、銀箔】
イルカの滑らかなラインが、優雅に水中を泳ぐ姿をイメージさせる作品。
金工作家として、イルカ作品を作り続けて四半世紀(?)という宮田亮平氏。
思えば神田明神にあった「えびす様尊像」にも、さりげなくイルカの姿があったなと。
(さすがに東京駅の銀の鈴(4代目)にはイルカはいないけど)
アートニュースには「イルカでなくてもいいのかもしれない。じゃあ今後はどうなるか?
それはわからない。」と書かれていたのがちょっと気になる。
今後の活動も注目し、見守って行きたいところ。
●《クリエイションの未来展》第2回「宮田亮平展 -海へ-」
会 期: 2014年12月4日(木)~2015年2月21日(土)
時 間: 10:00~18:00 ※入場無料
会 場: LIXILギャラリー2 (休館日:水曜日、年末年始)
詳 細: http://www1.lixil.co.jp/gallery/contemporary/detail/d_002989.html