2014/08/08

「世界最高の星空 -12K MEGASTAR-FUSION-」@千葉県立現代産業科学館

「世界最高の星空 12K MEGASTAR-FUSION」チラシ

都会で夜空を見上げても星がそれほど見えないのは、空気が汚れているからなどではなく、街の明かりのせいらしい。それに高い建物も多いしね。

では、さえぎる建物がなく街の明かりもなかったとしたら、本当はどんな星空が見えるのだろう?

ということで、「世界最高の星空」を映し出す驚異のプラネタリウム「12K MEGASTAR FUSION」の映像を見に行ってみた。

開発・製作はプラネタリウムと言えばこの人、プラネタリウム・クリエイター大平貴之氏、そして大平氏率いる(有)大平技研。

思い返すと六本木ヒルズでの「スター・クルーズ・プラネタリウム」も行ったし、東京国際フォーラムで開催していた「SPACE BALL」も行ってるな~。

今回のプログラムは2種類あったけど、到着した時間から「スタークルーズ ~わたしたちは誰?~」を見ることに。

2台の光学式投影機(SUPER MEGASTAR-II & MEGASTAR-FUSION)と、17台のプロジェクターによって映し出される夜空の星々。それがまたすごい数で。

率直な感想は「これ、星が見えすぎじゃないの?」って感じなのだけど、街の明かりがなければかなりの数の星が肉眼でも見えるという話。

こんな星空をリアルで見てみたいものだけど、現実には叶わない。
だからこそ大平氏は「12K MEGASTAR FUSION」というシステムを作ったのだろう。

もう1つのプログラム「星のある風景」もそのまま連続で見たかったのだけど、時間がちょっと空いてしまったので外でランチを食べてから再入場しようかと戻った時にはすでに次の時間の鑑賞券の販売が終了してしまっていた。

世界各地の星のある風景、出来ることならやっぱりこの目で見ておきたい。
(ヒーリング効果で心地よくなって寝てしまいそうだけど)
見ることが出来なかったと思うと、余計に見たくなるのが心情というもの。

とは言え、千葉県立現代産業科学館における「12K MEGASTAR FUSION」の公開イベントは8月末まで。終わるまでに再び訪れる機会が作れるだろうか?
(都内近郊のどこかの施設に巡回しないかな~と密かに希望)

なお、館内のサイエンスドームギャラリーにて「MEGASTARへの道」を同時開催。

大平貴之氏の少年時代や学生時代に作成した作品が展示されていて、10歳の頃に書いたプラネタリウムの設計図などを見ていると、その情熱にただただ感心させられる。興味のある方はお見逃しなく。

●企画展 <開館20周年記念プラネタリウム上映会>
 「世界最高の星空 -12K MEGASTAR-FUSION-」
  【期 間】 2014年8月6日(水)~2014年8月31日(日)
  【会 場】 千葉県立現代産業科学館(千葉県市川市)
  【上映時間】10:00/11:15/13:00/14:15/15:30
  [企画展案内] http://www.chiba-muse.or.jp/SCIENCE/kan/index4_12.html
  [MEGASTAR上映情報] http://www.megastar.jp/news/201407/141452.php