2014/07/30

特別展「ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-」 @森アーツセンターギャラリー

「ガウディ×井上雄彦」チラシ

ガウディ関連の展覧会に足を運ぶのは、1995年に三越美術館で開催された「アントニ・ガウディ展」以来かもしれない。
その翌年に縁あってスペインに行くことが出来、ガウディ建築とダリ美術館を見てきた。

今回の展示でサグラダ・ファミリアの模型などを見て、随分と工事が進んだな~と思ったけど当たり前だ。あれから18年も経過しているのだから。

そして技術の進歩と資金の安定から完成予定日がぐんと短縮されて、ガウディ没後100周年にあたる2026年となったそうだ。あと12年だ。病気や事故に遭わなければ、生きているうちに完成を見届けることが出来そうで何より。

会場でも上映されていたけど少し前からネットに完成予想のCG映像がアップされていて、私も見たけどあれは本当はすごいと思った。
これほどまでにいろいろな意味ですごい建築は他に類を見ないだろう。

  ・ついに完成のサグラダファミリアに感動(YAHOO!映像トピックスより)

そういえば、チラシに書いてあった「ガウディの最高傑作は、その人生だった。」っていうキャッチコピーにだけは個人的にどうも違和感が拭えないのだけど、ガウディの生涯をたどる展示になっているから、そういう意味で誰かが考えたのだろう。

この展覧会を見ると、一度でもバルセロナを訪れてガウディ建築に触れたことがある人の多くはまた行きたいと思うだろうし、まだこれからという人も興味があって会場に足を運んでいるなら、やっぱり一度はリアルにガウディ建築を見て体感したいと思うだろうな~という内容だったかと。(ガウディのデザインした椅子に座れたのも良かった)

グッズはこれといって欲しいものはなかったけど、カーサ・ブルータス(Casa BRUTUS)の特集号を買ってしまった。ガウディ建築の「今」が少しでもわかるかな~と思って。

カーサ・ブルータス「井上雄彦とガウディ巡礼」

サグラダ・ファミリアは今も世界中から観光客が押し寄せているという話だから、完成したらとんでもなく混雑しそうだけど、死ぬまでにもう一度は行ってみたい。
もちろん、カサ・ミラやカサ・バトリョやグエル公園もね。

●特別展「ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-」
 会 期: 2014年7月12日(土)~2014年9月7日(日)
 会 場: 森アーツセンターギャラリー(東京・六本木ヒルズ 森タワー 52F)
 時 間: 10:00~20:00(最終入場19:30)
 料 金: 一般・大学生 1,800円
 サイト: http://www.gaudinoue.com/