2014/04/11

「ラウル・デュフィ展」 大丸東京店 美術画廊

「ラウル・デュフィ展」 フライヤー

大丸東京店の美術画廊で「ラウル・デュフィ展」を開催していたので寄ってみました。

ハガキ型フライヤーに掲載されていた作品は、「電気の精」の縮小バージョン。

オリジナルはパリ市立近代美術館の1階フロアに壁画として展示されていて、高さ10m×横幅60mの大作。(かつて「美の巨人たち」でも特集されました)

ここ大丸東京店の美術画廊に展示されていたのは、その10分の1のサイズで10枚組のリトグラフ。1953年 ムルロー工房制作のものです。(350部限定)

実は横浜市鶴見区にある電気の史料館にあるレプリカも見たことがあるのですが、色合いなど印象が違うなと。ちなみにこんな感じでした。 (2009年5月当時)

「電気の精」レプリカ@電気の史料館

もちろんこれも一部分です。(2014年4月現在、電気の史料館は休館中)

会場の画廊には他にもリトグラフ作品、素描や水彩、テキスタイル画なども含めて約50点が展示されていて販売もしていました。(価格は数十万円から三百万円超もあり、幅広かったです)

今まで何度か都内近郊でデュフィ展が開催されるたびに足を運んでいるけど、見たことがない作品も展示されていて興味深かくもあったし、特にビアンシニ=フェリエ社のテキスタイル作品が良く、素敵な作品が多かった。

そんな「ラウル・デュフィ展」でしたが、まもなく(2014年6月7日から)Bunkamura ザ・ミュージアムでも「デュフィ展」が開催されます。

絵筆が奏でる色彩のメロディー「デュフィ展」(Bunkamura ザ・ミュージアム)

Bunkamura ザ・ミュージアムは最近ちょっと足が遠のいていたけど、過去に行った展示は良いものが多かったので、とても楽しみにしています。

そしてこの「デュフィ展」は、Bunkamura ザ・ミュージアムでの開催後、あべのハルカス美術館愛知県美術館と巡回します。

※後日、Bunkamura の「デュフィ展」に行ってきた記事はこちらからどうぞ。
 ⇒「デュフィ展 絵筆が奏でる 色彩のメロディー」 (2014/06/28)

●ラウル・デュフィ展
 【会 場】 大丸東京店 10階 美術画廊
 【期 間】 2014年04月09日(水)~2014年04月15日(火)
  ※最終日は17:00閉場