2014/04/21

サンシャイン水族館×早川いくを 「へんないきもの展 ~ナマモノ~」

「へんないきもの展」チラシ

2011年8月にリニューアルしたサンシャイン水族館に久しぶりに行くことにしたのですが、同じ屋上フロアで「へんないきもの展」をやっていたので見ておくことに。

係りの方に「時間が経つと混むので早めに見ておいた方が良いですよ」と言われ、水族館に行く前に「へんないきもの」たちとご対面することにしました。

いや~、まだ午前中だというのに既に混んでいましたよ。ここだけ。

この特別展は早川いくをさんという方が監修されていて、それぞれの「いきもの」につけられている解説文が笑いを誘うものでした。それもまた「へんないきもの」たちへの愛情の表れなのでしょうけど。

というわけで、チラシにあった「へんないきもの」たちを中心に見ていきましょう。

最初にいたのは確か「モンハナシャコ」だったと思うけど、その隣に「イロカエルアンコウ」

イロカエルアンコウ@へんないきもの展

後ろの岩(海綿?)に色が似ていて保護色状態。っていうか、カエルなの?アンコウなの?

チラシでは下の段の向かって左側。「美しけりゃいーってもんじゃないワイ!」・・・確かに。

続いて「サソリモドキ」とか「ウデムシ」とか極悪そうないきものたちが並んでいまして、振り向くと「ガンギエイ」。まるでエイリアンみたいだ!結構インパクトあって思わず凝視!

ガンギエイ@へんないきもの展

それから泳ぐ「コモンカスベ」や水槽に貼りつく「カワテブクロ」というヒトデや、「イガグリガニ」などを見つつ、「ロングノーズバットフィッシュ」へ。

ロングノーズバットフィッシュ@へんないきもの展

チラシの上の段の向かって左側にいます。「ふんっ笑いたきゃ、笑え。」と。
チラシの写真の方が色がビビッドでいい感じですけどね。

そして「トッケイヤモリ」とか「クマサカガイ」を見て、進んだところにいたのが・・・、

ダイオウグソクムシ@へんないきもの展

はい、「ダイオウグソクムシ」でございました。でかい・・・。が、動きがほとんどない。
一緒にいる小さいのは「オオグソクムシ」らしい。

オオグソクムシ@へんないきもの展

こちらも動かない。ひっくり返っているのはちょっと見た目がえぐいですな。

この「ダイオウグソクムシ」と「オオグソクムシ」のコーナーで、近くにいたカップルが「オームみたい」と言っていたけど、白いし光らないぞ!

あとは「サカサグラゲ」とかいて、本当に逆さになって動いていた。

サカサクラゲ@へんないきもの展

でも「サカサクラゲ」、気に入りました。動きがあったので、少しのあいだ見入ってしまった。

で、「ヨダレカケ」という不思議な名前のいきものや、動きが素早すぎて全然写真が撮れなかった「パラダイスレッドフィン」という魚のお隣にいたのが「マルソデカラッパ」

マルソデカラッパ@へんないきもの展

「やだっジロジロ見ないで!」と。半分砂に埋もれて微動だにしませんでした。

後は「オジサン」という名前が変ないきもの(見た目は小さな魚)とかウミグモなんかがいて、最後にチラシの下段、向かって右側にいる「ハダカデバネスミ」がいたのですが、見た目がアレなんで写真は撮りませんでした。あ、ヤツメウナギもいたっけ。

そしてラストに、ゲスト扱いで展示されていた「リュウグウノツカイ」(の標本)を。

リュウグウノツカイ@へんないきもの展

解説のプレートによると、1981年に鹿児島県垂水市に漂着した固体で、全長4.8mあるとか。

近くにいた親子連れのお母さんの言うことには、昔からサンシャイン水族館にいたとのこと。
ライトアップされていて色が変化していたけど、カラフルな色の照明じゃなくてもいいかもね。

そうそう、会場の出口すぐには「オオサンショウウオ」もいました。

オオサンショウウオ@へんないきもの展

この特別展に伴って、深海生物のカプセルトイはもちろん、ダイオウグソクムシグッズも登場。
カフェでは「グソクムシパン」や「クラゲと魚介のマリネ」などの期間限定特別メニューを提供。

まだ水族館に行く前だというのに、「へんないきもの」たちだけでもうおなかいっぱいに。

「へんないきもの展」ポスター3種

●サンシャイン水族館×早川いくを「へんないきもの展 ~ナマモノ~」
  期 間: 2014年3月15日(土)~2014年5月25日(日)
  会 場: サンシャインシティ ワールドインポートマートビル 屋上
  料 金: 下記対象施設の半券ご提示の方、及び年間パスポートをお持ちの方は300円
  (水族館、展望台、プラネタリウム満天、J-WORLD TOKYO、ナンジャタウン、博物館)