2014/11/03
ファンケル銀座スクエア「オータムローズガーデン」2014
先月に開催された「ポタジェガーデン」は行こうと思っていた日が台風の影響で大雨だったため断念したのですが、「オータムローズガーデン2014」には行ってくることが出来ました。
あいにくの雨降りでしたが台風ほどではないし、雨に濡れたバラというのもたまにはいいかな・・・ということで。
さて、今回はテラスにテーブルなどは出ていなくてシンプルな印象。
奥に設えてあるガゼボの周りには試験管と共に飾られたバラが。
ちょっと面白い演出ですね。現代アートのようです(謎)。
さて今回は「ベルサイユのばら」がテーマになっていまして、縁のある人物の名前がつけられたバラが見られました。
左上の白いバラが「オスカル フランソワ」、
隣の濃い黄色のバラが「アンドレ グランディエ」です。
ラベルによると「オスカル フランソワ」は、
《2003年ローマ金賞&芳香賞及びジャーナリスト賞》 を受賞していて、「アンドレ グランディエ」は 《2009年リヨン国際コンクール金賞、2012年AARS賞》 や他の賞も受賞しているそうです。
そして下段の左が「フェルゼン伯爵」、隣が「王妃アントワネット」。
「フェルゼン伯爵」は 《2010年ローズヒルズ芳香賞》を受賞していて、「王妃アントワネット」は 《2010年ダブリン国際コンクールHT部門最優秀賞》ほか多数の受賞をしているとのこと。
実は私は漫画の『ベルサイユのばら』を読んでいないし、アニメをちらっと見た程度なので、フェルゼン伯爵って誰?って思って調べてみたら、 マリー・アントワネットの愛人だったんですね。
と、バラの紹介に戻り、次は「ロザリー ラ モリエール」です。
房咲きのバラなのですが、つぼみがとても可愛かったのでこんなふうに。
最後にその名もズバリ、「ベルサイユのばら」という名前のバラ。
これは漫画『ベルサイユのばら』の世界を、作者・池田理代子氏監修のものに再現したバラだそうです。
他にも秋らしい、深い色合いのバラがたくさんありました。
最下段の左側、クラシカルなピンク(実際は少し紫がかっています)のバラは「ショウゴ エレガン」、華道家・假屋崎省吾さんのバラです。その隣の濃いオレンジのバラは「ブラスバンド」。印象的な色でした。
ロイヤルルームではフリードリンクサービスもあり、各テーブルにも素敵に飾られたバラの花が置いてありました。
今回はミニバラや盆栽系、寄せ植えタイプはなかったのですが、「ベルサイユのばら」のテーマにふさわしく、王道な展示だったと思います。
今年のガーデンイベントはこれが締めくくりでしょうか。
来年も楽しみにしています。
●ファンケル「オータムローズガーデン2014」
期 間: 2014年11月1日(土)~2014年11月7日(金)
時 間: 11:30~18:30(最終日は16:30まで)
会 場: ファンケル銀座スクエア10F ロイヤルルーム