2015/05/25
「1∞ ミナカケル」 ミナ ペルホネン 20周年記念展覧会
5月某日、スパイラルガーデンに立ち寄り。
開催していたのは、ミナ ペルホネン 20周年アニバーサリー展覧会「1∞ ミナカケル」。
そこにはとても心地よい空間がありました。
「forest」と名付けられた空間には、ミナ ペルホネンの様々なプロダクトがモビールのように吊り下げられていて、ボーっと見上げるもよし、上から眺めるもよし、そんなカンジで。
実はワタクシ、ミナ・ペルホネンを北欧のデザイナーの名前だと思っていたのです。
が、実は皆川明さんが設立した会社のブランド名だったのですね。
この「forest」空間の入り口に(多分)皆川さんの記したお言葉が並んでいました。
ひとつひとつがとてもきちんとした字で丁寧に書かれていました。
会場入り口から「forest」の空間までの間にマネキンさんがたくさんいて、いろいろなデザインの服を着ていました。(写真はごく一部)
1995年から2015年に発表された服のコーディネイトだそうです。
ちょっとレトロな雰囲気もありますね。
そして反対側のエリアへ向かう階段沿いの壁は一面がアトリエか工房のよう。
道具やらメモやらいろいろあって、みているだけでも楽しくなります。
ライオンを描いたのがあったけど、ちょっとリサ・ラーソンっぽいかも。
その他、なぜか富士山のイラストがあちこちに。たさくんの富士山、面白い。
あと右下あたりにたくさんのクマらしきスケッチがあるのですが、ちゃんとテキスタイルになっていて、クマ柄のワンピースも展示されていました。
そして奥へ進むゲートいっぱいにイラストが。
その元ネタらしき作品も横の壁に展示。
見ているとだんだん可愛く見えてくる不思議なイラスト。
そしてゲートをくぐると、そこはテキスタイルデザインの波が押し寄せる空間。
いろんな色や絵柄があって、なぜかところどころに鳥の巣箱のようなものが。
大きさや形も様々な巣箱がこちらにも。
最後にトドメを刺されたのが、会場外にあった「show case」。
ミナ ペルホネンのテキスタイルを使ったお部屋の展示。
天井や壁に椅子とかくっついていたりして・・・。
でもたくさんの種類の柄を使っているのに、うるさく感じない不思議な空間。
部屋の中で特に気に入ったのはウサギ模様のマット。どちらも可愛らしかった。
近くまで来たから何となく寄ってみることにした、というこの日。
思いのほか心地の良い展覧会で、ちょっぴりシアワセな気持ちになりました。
●「1∞ ミナカケル」ミナ ペルホネン20周年×スパイラル30周年記念
会 期: 2015年5月20日(水)~2015年6月7日(日)
時 間: 11:00~20:00
会 場: スパイラルガーデン(スパイラル1F)
入場料:無料
http://www.minakakeru.com/